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2024/10/29 09:51

京都同志社大学今出川キャンパスにて


日仏文化交流フォーラム

明日をつくる手しごと

伝統産業の未来ー継承と新創造

開催されました


はじめに文化庁長官

都倉俊一氏のご挨拶から

私が知る都倉俊一氏は作曲家

現在は文化庁が京都に移転し

長官を務められておられます


そして駐日フランス大使のご挨拶と続き

フランスから来日された錚々たる方々の

カンファレンスが始まりました


第一部は

伝統産業政策と展望


フランス・日本の人間国宝制度について

のお話から

日本では1955年に

人間国宝という制度が誕生しました。


人間国宝とは

重要無形文化財指定された,無形の「わざ」を最高度に体得している人のこと。重要無形文化財保持者の通称

主に雅楽、能楽、文楽、歌舞伎などの芸能関係者と,織物、染色、陶芸、蒔絵、金工などの工芸技術関係者に与えられる


1994年、日本の人間国宝にならい

フランスで誕生したのが

Maître d'Art  メートル・ダール

という称号です


ご登壇された

人間国宝 森口邦彦氏

染織家として代々伝わる伝統を守り

そして新たな取組みも行われているそうです。


手にされているのは三越のペーパーバック

このデザインも手がけられています


そしてこちら

Van Cleef & Arpelsの本

参加者全員に進呈されました


よく見ますと下の方に

Van Cleef & Arpels

の文字があります

Van Cleef & Arpelsは1973年

日本進出以来

フランスの装飾芸術と日本古来の伝統技巧との

対話を永続され


この本は人間国宝

森口邦彦氏とのコラボレーションした際の

制作過程がフランス語と日本語で書かれています。


フランスと日本の最高峰が生み出す作品は

息を呑むほど素晴らしく

そんな方が目の前におられるのが

信じられないくらいです。


第一部では

伝統工芸の価値をいかにして伝えていくか

その政策と可能性についての討議でした


第二部は

伝統産業の課題と具体的方策


人間国宝であるお師匠とお弟子さんが登壇

左から2人目の女性は

刺繍家でメートル・ダールの称号を持ち


その右隣がお弟子さんで

クリスチャン・ディオールでも

デザイナーとして在籍しておられ


家系で受け継がれていく

日本とフランスの人間国宝では

違う部分があることが分かります。


また伝統工芸品は製作にも時を要します

時の捉え方についても

相互間での理解を深めつつ


これからの伝統産業の継承と発展について

日仏文化交流フォーラムが終了しました


私どもHarmoliberteでも

京都の伝統工芸組みひもで

製作されたストラップを

全国へ訪問しご紹介しております


職人の方々の丁寧なお仕事や想いまで

お伝えできるように

これからも頑張ります。



今回訪問しました同志社大学では

同時通訳機の使用をさせて頂き

本当にありがとうございました





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